ギフトをおしゃれに!様々なリボンのかけ方と結び方をご紹介
2020年01月11日ギフトは、「中身」へのこだわりはもちろん大切ですが、贈るときの「見た目」も大事ですよね。
センス良くおしゃれにラッピングされたギフトは、それだけで受け取る側をワクワクさせます。
ギフトには、箱や袋にいろいろなラッピングを施しますが、それぞれリボンはどのようなかけ方をすればおしゃれに仕上がるのでしょうか。
こちらでは、ギフトの見栄えをよりアップさせる、おすすめのリボンのかけ方や結び方をご紹介していきます。
目次
箱などの「四角い」ギフトへのリボンのかけ方!定番の「十文字がけ」
ギフトで多いのは、「四角い」形の贈り物です。
きっちりと箱に入れないまでも、衣類やタオルなど柔らかい素材のプレゼントを、四角い形に整えて包装紙で包むことも多いでしょう。
このような四角いギフトには、リボンの「十文字がけ(クロスがけ)」がよく使われます。
リボンを縦横で巻きつけて結ぶため、ほどけにくく、かけ方も簡単です。
結ぶときのポイントは、縦横のリボンを交差させたとき、その中心部をしっかり締めておくことです。
リボンを引っ張って締めた部分を指で押さえながらからませ、ひねって固定したうえで蝶結びすると、ゆるむことなくきれいに仕上がります。
蝶結びは、ギフトの中央で結んでも良いですし、結んでから結び目をずらすこともできるので、右上に結び目を置いたり上部に置いたりと、アレンジ次第でいろいろと印象が変えられます。
十文字がけで使うリボンの色は、包装紙と同系色のものでもおしゃれですし、差し色となるカラーを選んでアクセントにするのも良いでしょう。
また、リボンの太さもギフトの印象を大きく変えますが、どのような太さでもおしゃれに仕上がるのが十文字がけの良いところです。
小さめのギフトには、太いリボンをかけても可愛らしいですし、大きめのギフトに細いリボンを使ったり、麻の紐をリボン代わりに使ったりしても、おしゃれにまとまります。
十文字がけは、ギフトの厚みや大きさに左右されず、どんなものでもきれいにラッピングできるリボンのかけ方の定番です。
リボンのかけ方に迷ったときは、十文字がけをおすすめします。
四角いギフトにはリボンの「斜めがけ」もおすすめのかけ方!
ギフトへのリボンのかけ方で、十文字がけの次によく見かけるのが「斜めがけ」ではないでしょうか。
この「斜めがけ」も四角いギフトにはおすすめで、簡単でありながら見栄えのするかけ方です。
四角いギフトの2つの角にリボンを引っかけて、2本のリボンが平行になるように整え、端を蝶結びします。
リボンの結び目は、結んだ後でも位置をずらして整えることができるため、ラッピングの苦手な方でも比較的簡単にリボンがけができるでしょう。
この斜めがけも、ゆるまないようリボンを引っ張り、随所で押さえながら最後に蝶結びでしっかり結ぶのがポイントです。
斜めがけのリボンは、四角いギフトの中でも、ネクタイなどをラッピングした細長い箱のものや、本など平たいギフトによく合います。
また、リボンがギフトの角に位置するので、中央に包装紙のロゴやイラストがくるようにしたり、リボンの結び目に大きめの飾りをつけて中央スペースを活かしたりするのも良いでしょう。
シンプルがおしゃれで可愛い!リボンの「一文字がけ」
お菓子のラッピングなどで見かけることが多い「一文字がけ」もアレンジが豊富で、いろいろな仕上がりが楽しめるため、おすすめしたいリボンのかけ方の一つです。
一文字がけは、箱や四角く整えたギフトの正面に対して、縦方向のみ、あるいは横方向のみにリボンをかける方法です。
平たいギフトにもかけやすいので、重宝するでしょう。
太めのリボンの場合には、一周巻いて蝶結びでとめることが多いですが、麻紐や毛糸などをリボンの代わりに使う場合は、数周巻きつけて蝶結びしても可愛く仕上がります。
シンプルな分、リボンにタグをつけたり、蝶結びより下の位置にリボンの巻き目がずれないようにシールを貼ったり、様々なアレンジをするとラッピングが引き立ちます。
和紙をワンポイントに利用して和テイストに仕上げても良いですし、英字のラッピングペーパーやレースペーパーを使ってカントリー風なラッピングにしても良いですね。
きちんとしたギフトから、可愛らしいギフトまで、アレンジによって幅広く活用できるのが一文字がけの特徴です。
ちょっと個性的なリボンのかけ方!一文字がけをアレンジした「V字かけ(山かけ)」
「ラッピングにちょっと個性を持たせてみたい!」と思うなら、リボンの「V字かけ(山かけ)」がおすすめです。
厚みのない平たい箱のギフトにもおすすめのリボンのかけ方です。
一文字がけと同じように縦方向のみにリボンをかけますが、このとき2回巻き付けます。
後でゆるまないように、リボンを引っ張って押えながらしっかり巻き付けます。
ギフト正面の上部で固結びした後、蝶結びをし、2本のリボンがV字(山の形)になるように整えて完成です。
V字の開き具合で印象も変わるので、調整してイメージするラッピングに近づけましょう。
また、蝶結びの結び目を上部におくだけでなく、真ん中にずらせば、結び目を境に上と下の両方にV字ができます。
少し個性的なラッピングにチャレンジしたい方は、ぜひ試してみてくださいね。
もっと華やかなギフトに!ワンランク上のリボンアレンジ術
これまで、ギフトへの様々なリボンのかけ方をご紹介してきました。
リボンのかけ方一つで、ラッピングの印象はだいぶ変わるものです。
リボンの基本的なかけ方はお話ししましたが、よりラッピングを華やかに豪華に見せたいなら、「リボンの使い方」を工夫してみましょう。
こちらでは、簡単でありながら豪華な見栄えに変身する、リボン使いの応用をご紹介します。
●ダブルリボン①(2種類のリボンを使う方法)
色味や素材の違う2種類のリボンを重ねて使う方法です。
リボンの組み合わせは、包装紙やギフトの大きさとのバランスを考えて選びましょう。
1種類のリボン使いのラッピングよりゴージャスさが増し、おしゃれ度がアップするでしょう。
●ダブルリボン②(結び目に蝶結びが2つあるもの)
1種類のリボンで、結び目に2つの蝶結びを施す方法です。
作り方は2通りあり、基本の蝶結びを2回繰り返す方法と、蝶結びのときにリボンを2重に取って結ぶ方法があります。
このダブルリボンは、2つの蝶結びでできる4つの輪がエレガントな豪華さをもたらすので、シックな色でまとめた大人のギフトなどにも合うでしょう。
花飾りのような豪華さを!上級者のリボンアレンジ!
お店でラッピングされたギフトには、花のようなフワフワしたリボンが施されているものがありますよね。
手作りでは難しそうに感じるかもしれませんが、意外と簡単に作ることができます。
見た目が華やかで上級に感じるリボンアレンジにもぜひ挑戦してみましょう。
●フラワーボウ(ボンボンボウ)
蝶結びの輪が幾重にも重なってできたリボンの結び方です。
リボンを紙の台紙や4本指にぐるぐると巻き付け、はずしてから輪を束ねて、真ん中を細い紐で結ぶと、輪が幾重にも重なったリボンの形ができます。
その輪の重なりを、花のように四方にバランスよく広げたら完成です。
作るときのポイントは、リボンの輪を広げる際に一つ一つねじって方向づけをすることです。
花のような広がりがでるよう丁寧に、全体のバランスをみながら整えていきましょう。
フラワーボウに使うリボンは、フワフワとした広がりをだすために、オーガンジーのような薄くてハリのある生地のものが合います。
特別な想いを込めたいギフトには、リボンのかけ方に加えて、この「フラワーボウ」を取り入れて、おしゃれさと豪華さをプラスしてみてはいかがでしょうか。
リボンのかけ方を工夫してギフトにおしゃれな装いを!
ギフトを贈るとき、贈り手は受け取り側に喜んでもらえるように、想いを込めて選びますよね。
贈ったときの驚く顔や嬉しそうな顔を想像すると、贈る側もワクワクします。
ギフトのラッピングは、贈ったときにまず目にするものなので、気を抜かずにおしゃれに仕上げておきたいものです。
リボンのかけ方だけでも、ラッピングに様々な装いを施ることができるので、この記事を参考にぜひ取り入れてみてください。