学生必見!採用を左右するバイト応募先への電話マナー
2020年01月16日高校生や大学生で、「バイトでお金を稼ぎたい!」と思っている方は多いのではないでしょうか?
そのような場合、まずバイト応募先に電話をかけてから、その後面接に進むか否かという流れが多いでしょう。
つまり、面接前の電話は、採用を左右すると言っても過言ではありません。
そこで今回は、学生がバイト応募先に電話をかける際に、注意したいマナーについてご説明していきます。
目次
バイト応募先への電話前に!募集広告やメモなどの準備を
バイト応募先に電話をかける前には、事前の準備も大切です。
まず、バイト募集の広告や雑誌などは、電話をかけた際にすぐ内容を確認できるよう準備しておいてください。
ネットでバイト募集記事を見つけた場合には、それをコピーしておくのもおすすめです。
「◯◯でバイト募集の記事を見てお電話しました」などと伝えることで、話がよりスムーズに伝わるでしょう。
また、バイト募集の広告には、それに関する内容が詳しく書かれているかと思います
それに加え、採用担当者の名前が載っている場合も多いです。
バイト応募先に電話をかける際に、その方に取り次いでもらうよう依頼することも想定されるため、名前はきちんと把握しておくのが望ましいです。
バイト応募先に電話をかける際のマナーとして、覚えておくと良いでしょう。
それから、メモ帳や筆記用具も準備しておくようにしてください。
相手からバイト募集に関する話を聞いても、つい忘れてしまうかもしれません。
メモをしておけば、電話を切った後に落ち着いて内容を確認することができます。
電話をかけなおして、再度バイト募集に関する話をしてもらうことは、マナーの面から見ても良いとは言い難いため注意してください。
お金に関することはマナー違反?準備しておきたい質問内容
前項で述べた通り、バイト募集の広告などにはそれに関する内容が書かれています。
しかし、もう少し詳しい内容を知りたい場合は、バイト応募先に電話をかける際、採用担当者に質問したほうが良いこともあります。
「質問するのを忘れてしまった」ということのないように、それをメモで整理しておくのも良いですね。
ここでは、バイト募集に関する質問をいくつかまとめてみました。
・仕事内容
例えば、飲食店のバイト募集であれば、「ホールなのかキッチンなのか」など、詳しく確認しておくと良いですね。
「肌が弱いからキッチンは難しいな」というように、バイト募集に応募するか否かの判断材料にもなります。
・勤務時間
バイト募集の広告に書かれている勤務時間と、実際が違うことも少なくありません。
学生は勉学が主とも言えるため、それに合う勤務時間かどうか確認しましょう。
・時給
バイト募集の広告は、時給に関する内容が不透明な場合もあります。
「お金に関することを電話で確認するのはマナーに反するのではないか」と感じる方も多いようですが、「時給がいくらか」ということは学生にとっても重要ですよね。
そのため、時給に関する内容が不透明な場合は確認しておくほうが望ましいです。
・面接に関すること
「面接がどこで行われるのか」ということや、その際に必要な書類なども確認しておいてください。
バイト応募先によって違う!マナーに注意したい電話の時間帯
バイト応募先に電話をかける際には、その時間帯に注意することも大切なマナーです。
学生であれば夕方以降などが思い浮かびますが、それがバイト応募先にとっても都合の良い時間帯とは限りません。
例えば、バイト応募先が飲食店の場合、ランチタイムやディナータイムに電話をかけるのは避けてください。
飲食店にとって、その時間帯は立て込んでいることが予想されるため避けるのが一般的なマナーです。
また、コンビニなどの小売店がバイト応募先の場合、お昼や夕方の電話は望ましくありません。
食料品の買い出しなどが落ち着く時間帯を想定し、電話をかけてください。
それら以外の一般企業であれば、朝礼前後や就業前後などは忙しいことが予想されます。
このように、電話をかける際に注意が必要な時間帯は、バイト応募先によっても違うことが分かります。
マナー違反に繋がる!?バイト応募先への電話は環境を整えてから
特にスマートフォンなどでバイト応募先に電話をかける場合、電波の状態にも注意が必要です。
電波の悪い環境でバイト応募先に電話をかけると、相手の話が聞き取りづらくなってしまうことも想定されます。
何度も同じ話を繰り返し聞き返すことは、「聞き取りにくい」という仕方ない理由だとしても、マナー違反と見なされてしまうことがあるかもしれません。
また、バイト応募先に電話をかけている際に、電話が切れてしまうことのないように、充電があるかどうかも確認しておいてください。
それから、周囲が騒がしい環境の中でバイト応募先に電話をかけるのも避けましょう。
自分だけでなく、相手にとっても話が聞き取りづらく、印象を悪くしてしまうこともあります。
電話をかける環境が整っていないことで、「バイト応募への意欲が感じられない」と相手に思われてしまうかもしれません。
そのため、バイト応募先に電話をかける際は、自宅など静かな環境を選ぶのがおすすめです。
バイト面接にも影響する!?電話での言葉遣いのマナーに注意
バイト応募先に電話をかける際には、丁寧な言葉遣いを心掛けることも大切です。
学生だからと言って、友達に使うような「マジ」などのくだけた言葉遣いは、基本的なマナーをわきまえていないと判断されることも少なくありません。
電話はお互いの顔が見えないからこそ特に、言葉遣いのマナーを重視することが大切です。
また、バイト応募先に電話をかける際に、声が小さくなってしまうこともありますよね。
相手によっては「緊張しているからしょうがないか」と判断してもらえることもありますが、すべての方がそうとは限りません。
例えば、接客などのバイト応募の場合、面接に進んだとしても声の小ささを指摘されることが想定されます。
そのため、特に緊張により声が小さくなりやすい方は、バイト応募先への電話はもちろん、面接のシミュレーションも事前にしておくと良いでしょう。
バイト応募先への電話で慌てないように!さまざまなケースに対処
バイト応募先へ電話をかける際には、想定外の出来事が起こることもあります。
そこで、ここではそれに対する対処法をお伝えします。
・採用担当者が不在
想定外の出来事として多いのが、バイト応募先に電話をかけた際に採用担当者が不在ということです。
このような場合、採用担当者の都合が良い時間帯を確認しましょう。
それを確認したら、忘れずに電話をかけなおすのがマナーです。
・「電話をかけなおしてほしい」と言われた
忙しい時間帯を避けたつもりでも、日によっては電話のタイミングが合わないこともあります。
そのような場合、もし「後でかけなおしてほしい」と言われたら、それに従いましょう。
また、「お忙しい時間に失礼いたしました。」と一言伝えると印象が良いです。
・「折り返し電話をする」と言われた
忙しかったり、採用担当者が不在だったりする場合、「折り返しご連絡します」と言われることもあります。
そのような場合は、間違い電話にならないよう、自分の電話番号などをはっきりと伝えるようにしてください。
折り返しの電話がなかなか来ないこともありますが、そこは根気良く待つことが大切です。
ただし数日経っても来ない場合は、相手が忘れてしまっている可能性もあるため、確認の電話をかけてください。
マナーに注意!採用か否かは電話の時点で判断されていることも
学生がバイト応募先に電話をする際には、自分より目上の方と話をするということを念頭に置いておくことが望ましいです。
また、バイト応募先によっては、電話での様子も採用の判断材料としていることもあるため注意してください。
場合によっては、電話の時点で採用か否かを判断するバイト応募先もあります。
電話のマナーは、完璧でなくともそれを心掛けている様子が見られると、相手の印象も良くなりますよ。