バレンタインスイーツは意味を持つ?!あげるものにご注意!
2020年02月11日日本では好きな人にチョコーレートを贈る日として定着しているバレンタインデー。
毎年、バレンタインデーが近づくと特設のチョコレート売り場は大盛況です。
ところで、バレンタインデーにはチョコレート以外のものを贈ることもあるかと思いますが、スイーツはそれぞれ意味を持っていることをご存知ですか。
スイーツの持つ意味を知り、バレンタインデーにあげるものとして適切なものを選びましょう。
目次
バレンタインデーは好きを伝える大切な日
バレンタインデーは、ひと昔前は女性から男性への告白という一大イベントでした。
チョコレートとともに気持ちを伝える、というのが定番でしたね。
しかし近年ではその風潮は薄れ、友達に贈る「友チョコ」、家族へ贈る「ファミチョコ」も増えているようです。
ほかにも、お世話になっている人に贈る「世話チョコ」、男性から女性に贈る「逆チョコ」なども増えつつあります。
また、自分へのご褒美として買う「マイチョコ」はかなり浸透しています。
中には、「誰かに贈るチョコレートよりもマイチョコにお金をかける」という人もいるようですよ。
バレンタインデーが近づくと、日本のデパートには世界中のチョコレートが集まります。
滅多に食べられないおいしいチョコレートを味わえるチャンスでもありますので、マイチョコとして楽しむのもアリですよね。
もともと、バレンタインデーはキリスト教の祭日であり恋人たちの日です。
欧米ではあげるものとして、チョコレートよりも花束などが一般的なようです。
バレンタインの文化が日本で広まったのは、1970年代以降といわれています。
日本では、チョコレート会社の戦略によってチョコレートを贈る文化が根付いたといわれています。
今では、バレンタインデーの意味や由来が重視されることはあまりありませんが、「好き」や「大切にしている」、「感謝している」という気持ちを伝える日として、多くの人に大切な記念日として扱われています。
バレンタインデーにあげるものとして定番!チョコレートの意味
恋人だけでなく親しい人やお世話になっている人に感謝の気持ちを伝える日としても浸透しつつあるバレンタインデーには、チョコレート以外のスイーツを贈ることもありますよね。
実は、スイーツには意味が込められているものがあります。
その意味を知って贈れば、プレゼントもさらに味わい深いものになるでしょう。
はじめにご紹介するのは、どのようなシーンにも贈ることができるスイーツです。
◆チョコレート
日本ではバレンタインデーにあげるものとして定番ですが、チョコレートは意味を持たないスイーツといわれています。
チョコレートにはミルクチョコやビターチョコ、ホワイトチョコなどさまざまなテイストやフレーバーがありますが、どのテイストやフレーバーであっても意味はないそうです。
意味を持たないため、どのようなシーンでも贈ることができ、どのような相手にも贈ることができるオールマイティなスイーツです。
◆ケーキ
一般的なケーキ類も、チョコレートと同様に意味を持ちません。
ケーキも、さまざまなシーンでプレゼントとして贈ってOKです。
好きという意味を持つスイーツは友達にあげるものにも◎
次にご紹介するのは、ポジティブな意味を持つスイーツです。
◆キャンディー
口の中に長くとどまるキャンディーは、「長く続く」イメージがあります。
愛が続くというポジティブなイメージを持つため、「あなたが好き」という意味を持つといわれています。
長く続くという意味から、友達にあげるものとしても適しています。
◆キャラメル
キャンディーと同様に口の中に長くとどまるキャラメルは、「一緒にいると安心する」という意味を持つとされています。
素敵な意味なので、恋人だけでなく仲のよい友達へのプレゼントにもよいですね。
◆マカロン
ほかのスイーツよりも少し高級で見た目もゴージャスなマカロンは、「あなたは特別」という意味を示しているそうです。
見た目もカラフルでかわいらしく、フレーバーも豊富なため、バレンタインデーにあげるものとして人気が高いです。
恋人にあげるものにおすすめ!愛や幸せの意味を持つスイーツ
前項に続いて、ポジティブな意味を持つスイーツをご紹介します。
◆マドレーヌ
マドレーヌは、2枚の貝が合わさった形をしています。
そのぴったり合わさった形から、円満な関係というイメージを持ちます。
仲のよい友達や、これからもっと仲よくなりたい人にあげるものとしてピッタリです。
◆バームクーヘン
結婚式の引き出物としても定番のバームクーヘンは、年輪のように何層にも重なっていることから「幸せが重なって大きくなる」という意味を持つといわれます。
見た目にも幸せなイメージが強いので、バレンタインデーにあげるものとしてもおすすめです。
◆マロングラッセ
日本ではあまりなじみがありませんが、ヨーロッパでは永遠の愛を誓う証として男性が女性へマロングラッセを贈ります。
そのため、永遠の愛という意味を持つとされています。
バレンタインデーの友チョコにクッキー!
次にご紹介するのは、友チョコにおすすめのスイーツです。
◆クッキー
ちょっとしたプレゼントや贈り物に活躍するクッキーは、さくさくの食感から「さっくり」「ライトな関係」を意味するといわれています。
友達でいましょう、という意味にもなるといわれているため、バレンタインデーに好意のある男性にあげるものとしては、誤解を招くかもしれません。
ただ、クッキーを贈る意味を知っているという人はあまり多くないと思いますので、気にしすぎることはないかもしれません。
気になるようでしたら、チョコレートを贈るのが無難です。
ずっと友達でいよう、という意味を込めて、クッキーは友チョコにおすすめです。
比較的に簡単に手作りもできるため、友達や家族のために大量に作って配ることもできますね。
やさしさで包み込むマシュマロはホワイトデーの由来
最後に、ホワイトデーの定番スイーツをご紹介します。
◆マシュマロ
バレンタインデーというより、ホワイトデーにあげるイメージが強いのがマシュマロです。
というのも、もともとホワイトデーはマシュマロデーという名前で、男性から女性へマシュマロをお返しをする日として福岡にある老舗和菓子店が始めたのが由来です。
ふわふわのマシュマロ(やさしさ)で、もらったチョコレートを包んでお返しする、というコンセプトで生み出されたスイーツです。
チョコレートが入っているマシュマロは、「純白の愛で包み込む」という意味があるといわれています。
とても素敵な意味ですね。
しかしながら、近年ではマシュマロには「嫌い」という意味があるというウワサがあります。
口の中でしゅわしゅわとやさしく溶けてしまうことから、「すぐに消えてしまうこと」をイメージさせるとしてネガティブな意味が広まったといわれています。
マシュマロは素敵な意味を持つおいしいスイーツですが、誤解を招かないためにも、渡すときにホワイトデーの由来や意味を話題にしてみるとよいかもしれませんね。
スイーツの持つ意味よりも気持ちが大切
スイーツが意味を持つことを知らない人も多いと思います。
その意味を知っていて、それをきっかけにバレンタインデーにあげるものとして選ぶのも素敵ですよね。
また、スイーツの意味に関係なく、相手の男性が好きなスイーツを贈るというのもアリだと思います。
好きなものを知っていてくれただけでうれしいですよね。
スイーツの持つ意味よりも、贈る人の気持ちが込められていることが大切なのかもしれません。