引き出物袋を持ち込みたい!知っておきたいメリットや注意点

2022年06月26日

大切なゲストに感謝の気持ちを込めて贈る引き出物は、中身はもちろん、その袋にもこだわりたい方は多いでしょう。

よりおしゃれに、より節約した結婚式を挙げるために、実は近年では引き出物袋の持ち込みが増えています。

そこで今回は、結婚式における引き出物袋の持ち込みについて、押さえておきたいポイントや注意点、そして人気の引き出物袋をご紹介していきます。

近年増える引き出物袋の持ち込み!メリットがたくさん

一生に一度の大切な結婚式は、せっかくなら自分たちらしいこだわった結婚式を挙げたいものですよね。

近年では、オリジナリティあふれる自由度の高い結婚式を挙げることも増え、よりおしゃれで個性的な披露宴でゲストをおもてなししたいと考えている方もいることでしょう。

そこでそんなカップルに注目されているのが、「引き出物袋の持ち込み」です。

持ち込みができるということは、自分たちの好きなデザイン・ブランドの袋が選べるということで、結婚式のテイストに合わせるうえでは大変嬉しいところです。

また、おしゃれなブライダルバッグであれば、ゲストも普段の生活で使うことができますし、思い出としても形に残ります。

さらに、なにより何かと費用が大きくかさむ結婚式では、できる部分は可能な限り節約したい方は多いはずで、そんな費用を気にするカップルにとっても、引き出物袋の持ち込みは大きな節約法として注目されているのです。

自分たちらしいこだわりを演出できるだけでなく、費用を節約できるのであれば、引き出物袋の持ち込みはぜひ検討したいところですよね。

引き出物袋の持ち込みで期待できる節約効果は?

では、引き出物袋の持ち込みをする場合、実際どのくらいの節約効果が見込めるのか気になるところです。

そもそも、実は引き出物袋も費用に含まれていることを知らない方もいるかもしれませんね。

まず、引き出物袋の一般的な単価としては、おおよそ1枚400~700円程度が相場と言われています。

つまり、ゲストが80人いれば32,000~56,000円、100人いれば40,000~70,000円もの出費が想定されるというわけで、意外に大きな費用がかかっているのです。

一方、一般的な通販サイトの単価を見ると、1枚150~250円と安価で購入することができるので、前者と比べるとかなり大きな節約効果が見込めることが分かります。

結婚式は金銭感覚が麻痺しがちですが、大きな出費がかかるからこそ、可能であれば引き出物袋の持ち込みで安く抑えたいところですね。

一度、式場が用意する引き出物袋の単価を確認してみることをおすすめします。

引き出物袋の持ち込みには注意点も!持ち込み料の発生

引き出物袋の持ち込みには、費用面でも嬉しい魅力があることが分かりましたが、持ち込むうえでは気を付けたい注意点も押さえておく必要があります。

まず、一つ目に注意したいのは、式場によっては「持ち込み料」が発生する場合があるという点です。

引き出物袋といえば、結婚式場の名前やロゴが大きくデザインされ、高級感あふれる華やかな紙袋であることが印象的ですよね。

これは、ゲストにその袋を持ち帰ってもらうことで大きな宣伝効果につながるわけで、ブランディングアピールという点では引き出物袋は式場の重要な広告塔を担っています。

反対に考えてみると、持ち込みをされることで、引き出物袋で得られる利益自体が少なからず減ってしまうことから、式場によっては持ち込み料が発生する、もしくはそもそも持ち込みが不可な場合があるのです。

持ち込み料が請求される場合でも、式場によって料金が変わってくるため、あらかじめしっかり式場に確認することが大切でしょう。

「結局持ち込みをしたのに割に合わなかった」なんてことにもならないように、プランナーさんともよく相談することをおすすめします。

引き出物袋の持ち込みで気を付けたい!袋のサイズや耐久性

引き出物袋の持ち込みをするうえでは、持ち込む袋自体のサイズや耐久性にも気を付けたいところです。

というのは、引き出物袋には、一般的にメインの引き出物に加え、引菓子、縁起物の3セットを持ち運ぶ耐久性、そして安定した容量が求められるからです。

式場の引き出物袋は、通常の紙袋よりも丈夫で、食器やキッチン用品、カタログなどある程度の重さにも耐えられる耐久性を備えていますよね。

また、崩れやすい引菓子を安定して持ち運べるゆとりのある容量も、引き出物袋の特徴でしょう。

そのため、持ち込みの袋を選ぶうえでは、引き出物が3セット全て安定して入るかどうか、耐久性があるかどうかを確認し、それ相応のものを選ぶ必要がありますね。

特に、ネット通販の格安紙袋は、引き出物に対して耐久性があるとは言えず、物によっては持ち帰っている途中に底が破れてしまうことも考えられますから、慎重な袋選びをすることが大切です。

引き出物袋の人気アイデア!おしゃれな演出にはトートバッグ

ではここからは、引き出物袋の持ち込みをするうえで人気のアイデアをご紹介していきます。

近年注目されているおしゃれな持ち込みの引き出物袋といえば、「トートバッグ」です。

一般的な引き出物袋である紙袋は、普段使いするにはサイズが大きく、フォーマルな見た目もあって再利用が難しいことがほとんどですよね。

上質な紙袋であることもあり、結婚式だけで出番が終わってしまうのは勿体ないと感じる方もいることでしょう。

しかし、布製のトートバッグは、結婚式が終わってもエコバッグなどで長く使い続けることができるため、形に残る引き出物袋として人気を集めています。

また、おしゃれでカジュアルな見た目から、ナチュラルテイストな結婚式と相性が良く、披露宴会場のラフなコーディネートとしても大活躍します。

一般的な披露宴では、大きな引き出物袋は足元に置かれることがほとんどですが、トートバッグは椅子の背もたれにかけておくことができます。

屋外で行う披露宴であれば、引き出物袋にも汚れが付きませんし、椅子にかかったおしゃれなトートバッグはSNS映えにも一役買ってくれるでしょう。

さらに、トートバッグは布製ですから、引き出物を持ち運ぶための耐久性にも心配する必要はありません。

持ち込みの引き出物袋に悩んでいる方は、ぜひトートバッグを検討してみると良いですね。

トートバッグをよりこだわろう!オーダーメイドやDIYもおすすめ

持ち込みの引き出物袋として、近年人気を集めるトートバッグには、たくさんの嬉しいメリットがあることが分かりました。

トートバッグを引き出物袋として選んだ場合、既製品のトートバッグを注文する方法に加え、さらにこだわりたい場合は、自分たちでデザインしたものオーダーメイドする方法もあります。

一般的に、トートバッグのデザインはネット上の専用ツールで簡単に制作・オーダーすることができます。

オーダーメイドである分、費用を心配する方もいるでしょうが、依頼業者の多くは式場のほぼ紙袋と変わらない価格帯で注文を受けています。

そのため、費用削減よりもおしゃれさやオリジナリティを優先したい方には、オーダーメイドがおすすめされるでしょう。

また、費用をより安く抑えつつ、よりデザインにもこだわり場合は、無地のトートバッグをDIYする方法もあります。

DIYの方法には、消しゴムスタンプを使ったデザインアイデアが人気で、工夫次第でオリジナリティに富んだ粋な引き出物袋が作れると話題になっています。

いずれも敷居が高いわけではないので、予算や優先したい方向性を考えて2人らしいトートバッグつくりをすると良いでしょう。

2人らしさを引き出物袋で演出しよう

引き出物袋の持ち込みは、個性あふれる披露宴にこだわりたい方、また費用を少しでも安く抑えたい方には嬉しいメリットがあることが分かりましたね。

ただし、式場によってはそもそも持ち込み不可な場合、持ち込み料が求められる場合があるため、事前によく確認するようにしてください。

自分たちのスタイルに合わせた引き出物袋を選んで、大切なゲストを心からもてなしましょう。